どうしたらいいの?タロットで対策や解決方法は必ずカードに聞こう

タロットで対策方法のカードがない場合

タロットのスプレッド(展開方法)は色々ありますが、最終結果というのまではあっても
意外と「どうしたらいいの?」がないことがあります。

<対策>というのがある、ヘキサグラムくらいじゃないかな?と思います。
ケルト十字の<キーカード>というのも対策や解決方法として見ることもできますが、どちらかというと全体の状況への傾向や土台、前提的な意味が大きいと感じています。

占いをしたいときというのは大抵<対策>を知りたいわけです。

しかしスプレッドによると

過去、現在、未来

現状、未来、最終結果

ここで止まってしまうことがあり、さてどうしよう?となりがちです。

となると、出ているカードを眺めながら考えるわけですが、これだと第三者目線でなくなるというか
自分の希望や願望、占い師だとその人の個人の考え方が反映されやすくなってしまうと思うのです。

スリーカードの過去・現在・未来からアドバイスはできるのか?

実例をもとに見てみます。

職場の人達との付き合い方に悩んでいます。

※実例はすべて許可を得て掲載しています※

スリーカードで見てみました。
よくある展開法の 過去 現在 未来 としてみます。

ソード5、カップペイジ ソードクイーン

過去ソード5
それぞれが利己主義で、誰もお互いを信じていなく、自分さえよければいいと思っている人がいる、と言う状況。

現在はカップペイジ
それでもなんとかまだ信じようとしていて、幼稚ともいえる思考でどこか疑うことを避けている様子。

未来はソードクイーン
感情を捨てて合理的な判断を下す。つまりそういう決断を迫られる。

これも過去を見てどうだという話より、この先どうなるか、本人がどうしたらいいのか?ということがメインになるでしょう。

この、過去については「その通りです!」ということでした。
現在についても同様で、どこか自分自身人を信じたいと思う、まだ甘いところがある…というお話し。

しかし、「その通りです!」で喜んでいてはいけないのです。
過去と現在については、カードを出して客観的に見ることでアドバイスに繋げるために出します。
「当たってます!」という当てモノの話をするためではありません。

ではアドバイスはどうするのか?

この3枚を見て、どうアドバイスしますか?

未来の予測=アドバイスではありませんよね?とすると、ソードクイーンのようにしなさい、というわけでもありません。
ひとつ前のカップペイジを合わせて見て、もう少し冷徹に、ということは言えるかもしれませんが、それでは確実ではありません。

アドバイスが必要なら、この3枚を踏まえて、さらにもう1枚出さないと正確には言えないのです。

もう1枚出したものがこちら。

アドバイス 女帝逆位置

カップペイジ…いまはどこか甘い見通しで人を信じようとしているけれど

ソードクイーン…いずれバッサリ決めることになるでしょう

からの、女帝逆位置…不毛で怠惰、気持ちの押し売り…。
アドバイスなので、そうならないように、ということですから、カップペイジ、ソードクイーンからの流れで甘えを捨てて、冷厳に、それには自分の、怠惰さも捨てなくては言いたいことも言えませんよ、ということなのでしょう。

前の3枚だけでアドバイスを加えるには、少々心許ないし、女帝逆位置のような予想もつかない内容の注意点は述べられないのです。

ですから、スリーカードで 過去・現在・未来を見る場合は、アドバイスを加えて結局フォーカードになってしまう、ということです。

あくまで3枚でやるのであれば、解決法やアドバイス以外の2枚にどう知りたいことを当てはめるかを考えて見ることになりますね。

なんだかうまくまとまりませんが、もとのスプレッドに対策法の場所がない場合は、アドバイスカードは必ず別に出しましょう、ということが伝わりましたでしょうか。

最後までお読みいただいてありがとうございます。(*^-^*)

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