タロットスリーカードのやり方は?フォーカードとの違いや使い分け

タロットのスリーカードとフォーカードの違いは?

タロットカードのスプレッド(展開方法)には色々ありますが、さっと出来て使い勝手が良く、それでいてある程度の情報量があるのはスリーカードとフォーカードだと思います。

そしてこれら2つには区別があるようで、実はそれほどありません。

知りたいことに合わせて、枚数を変えて良いものだと思っております。

大事なことは、占う前に、どの位置に何を聞くか、何枚で何を聞くかをしっかり決めておくことです。それだけきちんとしていれば、カードは答えを出してくれます。

スリーカードのやり方

では、3枚で占うスリーカードのやり方についてです。

よくある展開方法としては

過去 現在 未来 と 3枚に当てはめる方法です。

例えばですが

こんな感じに出たとして、一枚ずつの単独ではなく、過去→現在→未来 一連の流れとして見ていくわけです。

ワンドエース…やる気が出てきて何か始めた
カップ4…なんか飽きてきてる
ペンタクル2…でもまあ何となく楽しんでこなしてるのかな

とストーリーを作っていく感覚でしょうか。

物事の推移を見るのに適していますが、この展開方法だと、解決方法の必要なことには向いていません。

フォーカードのやり方

では、フォーカードだとどうでしょうか。

よく見かけるのは 過去 現在 未来 結論 という4枚です。

スリーカードに比べて、「結論」というカードが1枚多いですね。
スリーカード同様、物事の流れやどう移り変わっていくかを見るのに良いですし、それの現時点での最終的な着地点の予測を立てることができます。

スリーカードの3枚に加えて、もう1枚「結論」を出してみました。

なるほど、何か展望やビジョンが見えてくるのかな?という感じでしょうか。
ペンタクルの2から先の上手く行っている様子がさらにわかって満足度は増しますね。

ただ、これも対策や、解決方法を知りたい、という目的には向いていません。

スリーカードやフォーカードで占いたいことを自由に変えていいか?

スリーカードやフォーカードを使って占いたいけれど、必ず、「過去・現在・未来」や「過去・現在・未来・結論」でなければならないのでしょうか?

答えとしては、まったくそんなことはありません…です。

ヘキサグラムやケルト十字などは、ある程度きちんと場所に占うことが決められています。

しかしスリーカードやフォーカードの場合はそこまで厳密に決められているわけではありませんので、知りたいことや聞きたいことを自由に配置して使っていいと考えています。

特に、対策や解決方法を占って配置する場所がありませんので、それを加えて3枚、4枚になるように展開することがあります。

私がよく使うのは、「現在・未来・対策(アドバイス)」の3枚です。

これからどうしたいか、が知りたい場合は、過去のことを占うよりも、現在を含めた先の話とどうしたらいいのか、という対策や解決方法…人を占う時はそこからアドバイスを導く…をタロットに聞いた方が良いと考えているからです。

もちろん、占うことの内容によっては、過去というのも見ることはありますが、大抵の場合は、過去のことは自分や占われる人が解っていますし、この先どうするのかを考えるために占いをするのでそれでいいんじゃないかな、と思っています。

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