タロットで運命の輪の意味や対策・アドバイスは

タロットの運命の輪は幸運やラッキーなのか?

タロット大アルカナカード22枚の中でも印象の強いものとそれほどでもないものがやはりあると思うのですが、この「運命の輪」はわりと気になるカードの一枚ではないかな?という気がします。

もともと占いをしたい、というときは、人生や生活で何か期待感があったり、停滞感や上手く行かないという思いがあるとき、決めなければならないことがあるとき…だと思います。

そんな時に「運命(の輪)」というネーミングのカードが出てくると、やはり気になりますよね。

なんとなくいいことがありそうだ、幸運を意味しているのかな?という気持ちにさせられる方もいるかもしれません。

そういうわけで、少しこの運命の輪のカードについてこれまでに気付いたこと感じたことを、思い出しながら書いてみます。

タロットの運命の輪はチャンスを意味するのか?

タロットカード大アルカナ10番目のカード「運命の輪」

円の周りにいろいろ不思議なものが取り囲んでいます。

羽の生えた生き物は何だか縁起が良さそうですが、オレンジ色の不気味な生き物はちょっと不気味です。
運命には良いことも悪いこともある、ということを表しているという気はしますね。

よくこの運命の輪のカードは「チャンス」の到来であると言われています。
確かにチャンスと言えばそうなのでしょう。

しかし「チャンス」というと良いことやラッキーな出来事ばかりを想像してしまいそうですが、物事はそう単純ではありません。

ちなみに、「チャンスchance」ってフランス語でもあり英語でもあるんですね。
日本でいう幸運という意味のチャンスはフランス語寄りのようです。英語の「チャンスchance」には悪い意味で使うこともあるようです。「opportunity」は良い機会、ポジティブな機会で使うもののようですね。日本でいうチャンスはどちらかというとそちらに近いでしょう。

脱線しましたが、この運命の輪のカードには、よい機会も悪い機会も両方あると感じています。
単純に正位置逆位置だから、というのでもなく、このカードそのものが両方のニュアンスを含んでいるという印象を持ってみています。

回る円環は時の流れ、それに乗っていろいろなものが巡っているわけですが、一度見過ごすと次には同じものは回ってくるかどうかわからない…必ず再びやってくるとも来ないとも言えない、そういったことであるのは共通ですが、それが必ずしもよい機会の事柄だけとも限らないんですね。

どちらにも言えるのは、巡ってくるものが良いものでも悪いものであっても、それを掴む、あるいは回避するためには自分の意思や行動が大切だということ…。そのためにはそれに備えていること、準備が出来ていることが必要、ということかなと思っています。

対策に運命の輪が出たときは

運命の輪がどんなときにどう出たか…を少し見てみましょう。

※実例はすべて許可済み※

あと1年ほどで家賃の補助期間が終わります。
今住んでいるところからそう離れていないところにいい家が見つかるといいのですが、なかなかそうもいかなそうです。
補助が出ているので家賃も払えていますが、その期間が終わってしまうとその後どうすればいいのかの見通しが立たずに不安です。このまま住んでいると月々の支払いができなくなるかもしれませんが子どもの学校があるのでそう簡単に引っ越しも出来ません。この先どうなるのかの見通しと、アドバイスをお願いします。

ということを占ったときの、対策のところが「運命の輪」でした。
つまり、機会はやってくるので、そのための準備をして備えておきましょう、です。

準備とはそれぞれの場合や事柄によって違いますが、家探しと引っ越しについてなので、不動産情報などに常にアンテナを張ってチェックを怠らず、不用品は処分したり費用を貯めておくなどですね。

そうしてその後ちょうど家賃の補助が終わるのと時期を同じくして、条件通りの物件に引っ越すことが出来たということです。詳細は省きますが、人伝てに可能性を数か月前に掴んでいたことで、時機を逃さず動くことが出来ました。

このケースのポイントは、どうしようかな…と悩んでいるだけでもだめだし、すべてを誰かにお任せにしていてもいけないということです。

「運命の輪」のカードが出たら、良いことも悪いことも起きてくるし、それを掴むため、回避するための準備や備えをしておきましょう、ということが言える…ということです。

個人的には好きなカードのひとつなので、これがどこかに現れるとリーディングにわくわく感が出てきますね。興味深い面白いカードです。また何かあれば書いてみようと思ってます。

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