タロットカードではどのくらい先のことまで占えるのでしょうか?
占った結果って、いつまで有効なのかな?
一度占ったことと同じことを占いたいけど、どのくらい間を空けたらいいのかな?と考えたことはありませんか?
期限についてはせいぜい数か月で、年単位などそんなに先のことは占えないということはよく聞きますが、本当なのでしょうか?
だとしたらそれはなぜなのでしょう。
今回は、タロットカードの占い結果の有効期限と、どのくらい先のことまで占えるのか
年単位のことは占えないのか?
同じことを占うのには、どのくらい間を空ければいい?ということなどについて考えてみます。
タロットカードで占える期間は?年単位のことは占えない?
タロットカードの占い結果の有効期限は2,3か月、長くても6か月、すなわち半年程度だというのが一般的な見方だろうと思います。
カードのような卜占は、その時々の状況や心情などを切り取るのに優れていますので、確かにそれほど長期のことを占って予測を立てるのには向いていません。
タロットカードなどの卜占はその時々の瞬間の傾きを知る微分のような面があるのは否めないからです。
とすると、2,3か月というのも、根拠に欠ける気はします。
つまり2、3か月という期間の具体性はともかく、ごく短期間の様子を観察するものである、ということでしょう。
ですので、物事の局面が動くタイミングであれば、2,3か月と言わず明日にも変わってしまう可能性があるのがタロットなどの卜占であると考えられます。
とすると、先のことが占えない、というより、大きく状況が変わるようなことを挟みそうな場合は、その先の見通しについては曖昧な部分が出てくるのではないか…ということです。
数年先の未来も占おうと思えば占えます。ただしあくまでも現時点、この瞬間での見通しです。
変わるから占えない、ということはない、ただし、先のことはいつであってもわかりませんよ、ということです。
となると、2,3か月であろうと、数年先であろうと占えるし、昨日の今日であっても状況が変われば占い直しになるのはどちらでも同じことなのです。
タロットカードの結果の有効期限は?
つまり、タロットカード等の卜占で占えるのは短い期間のことである、年単位で先のことは占えないというより、現時点での先の見通しなのです。
ですので、有効期限というものがあるとしたら、いついつまで、という数字で表せる期間のことではなく、物事や状況の見通しが大きく変わるタイミングまで、ということが言えるかもしれません。
あくまで現時点での見通ししかわからないなら、占う意味がないではないか?と思ってしまうかもしれません。
しかしそんなことはなくて、重要な決断を今しなければならないなどのときには、タロット等の卜占は心強いアドバイザーになり得ます。
四柱推命などの命占で、自分の長期的な運勢などの見通しを把握し、タロットでその時々の状況を知り、細かな方向性を確認する…といった使いかたをするのが良いのかなと思います。
タロットカードで同じことを占うのにどのくらい期間を空ければいいか
ということで2,3か月というのは、どんな物事でも大抵は2,3か月もすれば多少の状況変化はあるだろう、ということでそのような期間を言っているのではないか、と考えます。
2,3か月ないし数か月してなんの変化もなく、膠着している…という状況があったとして、同じことについて占ったなら、前回と今回で似通った結果が出てくることもあるでしょう。
その逆もあって、昨日と今日で何か大きな変化があったのなら、期間を置かずとも同じことについて占ってみてもよいのです。
タロットカードで占えるのはせいぜい2,3か月くらいのことである、というのはつまり、次に同じことを占うのはそのくらい空けてからにしましょうね…ということにもなりますね。
結果的に、同じことについて何度も占うことの防止になるとも言えますが、状況が変われば、そんなに経たなくても占っていい、ということはあまり意識されていないような気もします。
タロットカードでは同じことを続けて占ってはいけない、これは確かにそうです。
それは結果が腑に落ちないからと直ぐに占いなおしてはいけない、という意味であって、数か月経たないと同じことについて占ってはいけないということではありません。
では、タロットカードで同じことを占うのにどのくらいの期間を空ければいいのでしょうか?
これについては諸説ありますが、大抵は少なくとも1か月、あるいは2,3か月は開けましょうというのがよく聞くことではあります。要するに長い期間が経っていると結果的に状況が変わっていることが多いので…ということでしょう。
しかし、数か月もしなくても状況が変化しているような場合は、数日でも翌日であってもタロットにお伺いを立てて占ってみても構わないのではないでしょうか?
もっと言うと、結果が気に入らないから占いなおす、というのでなければ、状況が変わっていなくとも、その「状況が変わっていないことを確かめる」ための占いならアリではないか?というふうにも言えます。
タロットカードで同じことを占うのは、カードを疑ったり、結果に不服を持ってするのでなければ、とくに構わない、と考えております。
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