大変残念な報せを読みました。
占い師の習い性で、命運と時の運をみてみましたが、いささか複雑な心境にならざるを得ないことが浮かび上がりました。
結果をみてから命占で分析するのは難しいことではありませんが、どの様なものであったかについて述べてまいります。
藤岡康太騎手を四柱推命と姓名判断で占うと
藤岡康太騎手
1988年12月19日生まれ 時間不明
時日月年
?戊甲戊_干
?申子辰_支
大運を見ると現在35歳。
ちょうど35→36歳は丁卯 → 戊辰の切り替わりとなり、接木期です。
【本人生年盤】
_⑦ ③ 5
_⑥ ⑧ ①
×② 4 9×
【2024 年盤】
__⑦ ③ 5
__⑥ ⑧ ①
××② 4 9××
まず中国式四柱推命でみてみますと、
・大運が切り替わる接木期という波乱含みの時期
・官殺の剋の忌象が(出やすい)ラストイヤー
・年運甲辰、月運戊辰も加味すると、木と土が激突の図式かつ双方パワーが最大瞬間風速的に強く、爆発力も強かった
こんな図式が浮かび上がります。
次に姓名判断の画数と生年月日を重ね合わせた占術だと、
・吉数②の生年での破壊かつ今年の破壊
・生年で破壊されている9に、今年の破壊が上積みされている
ここでもまた2と9の破壊の影響がみて取れます。
先日書いた、大谷翔平選手や世耕弘成氏などと同じパターンです。
しかし、吉数②や⑨を持つ人や生年で破壊している人などは山ほどいる訳です。
その方々が皆が皆、事故や災難に見舞われたかというと、必ずしもそうではありません。
しかしハインリッヒの法則じゃありませんが、こういう重大な結果の陰に「危なかったぁ」とか、大きな病気をした人、何らかの災厄に遭った人の話は私が分かる範囲でも寄せられています。
つまり、ある程度の傾向は占いでもわかるということは言えると思います。
ですから、上記のようなある程度看取できたような傾向をもって
ほらみろ!占いが当たっただろう。
俺様の占いは凄いんだ!俺様の占いは当たるぜウォー‼️
などと言う占い師は信用してはいけません。
占いで事故は予知や予言はできるのか?
いつも言うことですが、起こりやすい時期や事柄というのは「予測」することができます。
しかしそれが事故なのか病気なのかその他のトラブルなのかは、その人の生き方や環境などにもよりますし、必ずこうなりますなどということは言えません。
そしてこちらも何度も言っていることですが、占いは
・悪いことが起きそうなら、それを回避する努力をする
・避けられない場合は被害を最小限にとどめる
・しかしそれでも起きてしまった時はその後の対策を考える
そのために活用するものです。
無責任な未来予知や予言をして不安になるために占うのではありません。
藤岡康太騎手の場合はどうだったのか?
占いで防げたのか?バカなことを言うな不謹慎な!
という御意見があることも承知しております。
もちろん、どうしても起きてしまうことはあるのですが
しかし、知っていれば変えられることがあるのも経験として多く見てきているのです。
ただ、よくある占いへの誤解として
・ピンポイントで「予言」して、特定の日の行動を取りやめることで回避すること
は不可能だと言っておきます。
藤岡康太騎手の日運まで見ましたが、有意なものは見出せませんでしたし、今年は事故に注意と言ったところで、現役の騎手が馬に乗らない訳にいきますまい。
タクシーで移動中に大型車に突っ込まれて、などというのも事故な訳です。
そして今回の事故も御自身のミスではありませんから、避けられないこともあったでしょう。
後から検証してみると、こういった傾向が見て取れるケースもある、
という実例のひとつであるとご理解ください。
まして、予知や予言することは不可能ですし、かりにたまたま当たったとして
ほら言わんこっちゃない…というための占いではありません…
というお話しであることもわかっていただけると幸いです。
藤岡康太騎手のご冥福をお祈りいたします。
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