日本ではミュージカルが定期的に上演されている アニー(Annie) ですが、今日はその アニーを中国式四柱推命で占ってみましょう。
アニーを四柱推命で読み解く
1922.10.28 生時不明
時 日 月 年
? 己 庚 壬 干
? 巳 戌 戌 支 ※月支土旺
大運
0-5歳 庚戌
6-15歳 己酉
11歳の孤児院で暮らす女の子という設定ですから、大運は上記の通りにします。
四柱推命では身旺と呼ばれる、自分のパワーがある人です。
多くは子供の頃や若いうちは苦労しやすい運勢の流れが巡りやすいのですが、5歳までは確かに教科書通りの厳しい運勢です。
しかし救いは年干の壬が後に養女に迎えてくれるウォーバックス氏の存在を暗示していること、日支の巳が表す愛情や仲間の存在が偏屈で猜疑心に偏りそうな弱点にギリギリ歯止めをかけています。
また、1982年に日本で公開された映画Annieでは、最後の手に汗握る危機一髪のシーンで、ウォーバックス氏配下の頼もしいインド魔術の使い手であるプンジャブに救われますが、このあたりのサポート運にも通じます。
孤児院を脱走して両親を探しにいくあたりは、この命式から読み取れるルールや決まりに無頓着な面によるものと、ゴーイングマイウェイでな気質によるものでしょう。
自力で問題を解決する、乗り越えるパワーの持ち主で、自分を表現するのが歌であるのも命式に合致します。この歌などは典型的で
The sun’ll come out tomorrow
Bet your bottom dollar that tomorrow
there’ll be sun
Just thinkin’ about tomorrow
Clears away the cobwebs and the sorrow ‘til there’s none
When I’m stuck with a day that’s grey and lonely
I just stick up my chin and grin and say, oh
The sun’ll come out tomorrow
So you gotta hang on
‘til tomorrow, come what may!
Tomorrow, tomorrow, I love ya, tomorrow
You’re always a day away!
日本語訳はあちこちですぐ検索出来ますから、そちらの英語が得意な方々にお任せするとして、この表現力と歌唱力は月支戌の余気や年支戌の余気が持つ潜在力が月干の庚に通じ、かつ年干の壬に流れているあたりから読み取れることに合致します。
アニメや漫画の登場人物といい、誰か中国式四柱推命に通じた人が原作者に協力しているかの様です。
外国人の名前やアルファベットで姓名判断はできるのか?
いつもはこの占術でもみていますが、今回はデータが不十分です。
理由はAnnie の苗字が不明であることと、Annie というのはニックネーム的な呼び名で、正確な本名が複数考えられるからです。
そもそもアルファベットの名前は画数の出し方にも曖昧さがあり、さらに占った結果の検証データも不十分です。したがって今回は分かる部分だけの記載もしません。
このあたり、名前を絡めた占術のアキレス腱ですね。占いファンの皆様もどこか頭の片隅に置いておかれると良いでしょう。
その後のアニーの運勢
気質や性格の話をすると、活発でパワフルなアニーですが、結局自分の考えは変えない強情さや、打算と計算が働くタイプでもあります。
また、いずれ上から目線になっていく様な部分、結婚運の弱さなどもあり、何よりも大運に今ひとつ恵まれないのも気掛かりな点です。
ウォーバックス氏が亡くなるであろう年齢の頃からは良からぬ魂胆の人達に引っ掛からなければいいが…という感じです。
とまあ、今年もミュージカルのアニーの上演が始まっていますが、時代と共に少し変わっている部分もあるやに聞きます。
上記の推命もいつまである程度合致しているやら分かりませんが、実際に観劇したことのある方々や、これから観ようという方々にちょいとした余興の様なスパイスになれば幸いです。
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