オリンピック金メダルと運勢
さて、うかうかしてるうちにドンドン日程が進んでいくので、慌ててこんな検証記事を書くことにしました。
柔道の個人戦が一通り終わりましたので、その中で金メダルを獲得した3人の選手に焦点を当ててみます。
果たして、スポーツの結果と運勢の関係はあるのでしょうか?
そこには強運と呼べるものはあるのでしょうか?
角田夏実選手を四柱推命で占うと
1992.8.6 生時不明
時 日 月 年
? 甲 丁 壬 干
? 寅 未 申 支
大運
30-39歳 甲辰
確かに運勢的には良い方です。
比劫→食傷→財星の流れもまずまずで、結果に繋がりやすい時と言えます。
柔道に関してだけでなく、直情径行な面と上を目指す勤勉さがある人の様です。
阿部一二三選手を四柱推命で占うと
1997.8.9 生時不明
時 日 月 年
? 癸 戊 丁 干
? 未 申 丑 支
大運
21-30歳 乙巳
単刀直入に申し上げますと、運勢自体は悪いです。
中国式の系統の占い師がこの命式だけを見せられたら、うーん、まあ、三柱しか分かんないから見れないなぁ…か何か言って逃げるかもしれません。
命占は当てものや予言ではない、の絶好の事例とも言えます。
公の場にあっては自分を抑え、カチッとしたアニメで描かれがちな柔道家のイメージですが、試合が終わったら完全プライベートな場では少々羽を伸ばして下さいと申し上げておきます。
永瀬貴規選手を四柱推命で占うと
1993.10.14 生時不明
時 日 月 年
? 戊 壬 癸 干
? 辰 戌 酉 支
大運
22-31歳 己未
角田選手と同じ流れがビシッと出来ていますね。
それに加えて今年の年運 甲辰 も効いています。運勢自体は良いと言えます。
ちなみにこの命式、どう取るか四柱推命の占い師が複数いたら、色々と分かれると思います。
目立つのは天羅地網を取るか取らないか。
私は取らないとだけ表明するに留めておきます。
月支元命傷官だから繊細でデリケートな芸術家肌で…と読むのも良しですが、私はその解釈もしません。
金メダルは占いで予想できたのか?
ハッキリ申し上げます。不可能です。
何故か分かりますでしょうか?ここまで本ブログをお読み頂いている方々ならお分かりかと思いますが、答えの半分はこちらに書いてあります。
残りの半分もこれまで述べてきましたが、大切なことなので再度記しておきます。
命占は立命論であり、その人の長所と弱点、運勢の流れや浮き沈み、向き不向きについて分析するツールではありますが、未来予知や予言をするツールではありません。
大雨の予報が出ているから今日は川沿いの道は通らないでおこう、今日は猛暑日で熱中症に注意と出ているから水筒を持参しよう…こういう使い方をするのが命占です。
大雨だけど●●川の向こうの町に用事があるから橋を渡っていかなきゃならないんだけど、大丈夫でしょうか?
こういうテーマにはお答え出来ません。
そういうものではないからです。
そういう未来のことが何でも視えるかの誤認をさせる手法を売り文句にしているところもありますが、まぁ、娯楽の範囲で楽しむことをお勧めしておきます。
そんなのが本当に高精度で分かったら、霊視霊感やら占いの看板外して転業する方がはるかに楽に儲かりますから。いや、それ以前に精神を病むか、ゴルゴ13に出てくる様な人達に連れ去られてしまうでしょうね(笑)
誰とは言いませんが、霊能力を謳うかたわら、ネットワークビジネスやマルチ商法で人を募ってた人物がいましたが、推して知るべしです。
という訳で柔道の日本選手団の皆様、お疲れ様でした。
金メダルじゃないと…という無言のプレッシャーが強い競技にあって、結果を残すのは並大抵のことではありませんが、長い人生色々なことがあります。
現役を退いてからの方が長いのです。
そんな時に運気循環の考え方をふと思い出して頂けたらと存じます。
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