加藤勝信衆議院議員を四柱推命他で占う<鑑定例>

今回は自民党総裁選に出馬表明した加藤勝信議員を取り上げてみたいと思います。

いつもの如く、政治的な切り口ではなくあくまでも占術切り口の内容ですが、占術にせよ政治談義にせよ、小難しい話は抜きに進めてまいります。

加藤勝信議員を四柱推命で占う

1955.11.22 生時不明

命式
時日月年
?丁丁乙  干
?亥亥未  支

大運
65-74歳 庚辰

毎度の言い訳みたいでなんですが、このケースも時柱次第でだいぶ違ってしまう面があります。

つくづく「四柱」推命とは四本柱が揃ってなんぼの占術だと感じつつ…。

例えば加藤議員が昼の12時の生まれなら、

時日月年
丙丁丁乙  干
午亥亥未  支

こうなりますし、朝8時の生まれなら、

時日月年
甲丁丁乙  干
辰亥亥未  支

こうなるので、読み方が変わってしまいます。

正直なところ、運勢の読み方にも影響する訳でして、このシリーズのブログ記事の趣旨から考えると、やはり四柱推命の占い師としては内心忸怩たるものがある訳です。

そんな訳で三柱である程度読める範囲のことを記しますと、

・正義派で筋を通したがる人

ということを挙げておきます。

長所と弱点は背中合わせというのが基本なのですが、このケースだと白黒、善悪で物事の判断をしたがるという面がついて回ります。

私なんぞが言わずとも、政治の世界というのは利害が相反する人達の思惑や損得が複雑に絡み合うのが当たり前のようです。

そこのバランスを如何に取るか、臨機応変、融通無碍と言えば聞こえはいいですが、風見鶏とか日和見、無節操だの無定見だのという批判を承知で名を捨て実を取る必要もある訳です。

しかしそんなことは頭では分かっていても、どうにも性格的に筋を通したがる人というのはいるもので、加藤議員はそちら側のタイプとみます。

このあたりのニュアンス、分かる人には分かるかな…と思いますが、本ブログの趣旨からは外れますのでこの程度にしておきます。

理論派で正義を通したがる面と、衝動的なところもある様ですが、今回の出馬について運勢的な分析をするのは、実は上で述べた通り時柱不明だと困難なパターンです。

なので四柱推命では吉凶の判定は安易には言えないということになります。

言えるのは政治家は吉職ということと、継承型で地味な根気の要ることに向く人だということです。

さて、四柱推命に詳しい人なら、「こいつ、律音について述べてねーじゃねーか。」と言いたくなるでしょう。

どうにも運命論的に命占を使いたがるニーズというのは一般的にあるので、そこは理解出来ますし否定もしません。

加藤議員の命式を再度ご覧下さい。

日柱と月柱が全く同じ 丁亥 です。

こういうのを律音(りっちん)と言います。律音にもいくつかのパターンがありますが、加藤議員の場合ですと宿命律音と呼んでみたりするケースもあり、

・一芸、専門を追求し、その専門の部分で世の為人の為にパワーを発揮すると飛躍に繋がる

・二面性がある

という様な話に概ね集約出来ると思います。

運命論的に述べるなら、その能力や潜在力に恵まれた人という見方が出来ます。

ただ、それってどうなんだろう?という疑問は私個人はありまして、政治家というのは専門職ではなくマルチプレイヤーでなきゃ務まらないんじゃないの?と思う訳です。

また、二面性というのも日干が火の人の明るさと日干 丁 の気質、そして官殺の水が強いことからくる、公の顔と私人の顔の違いみたいなことはあるんじゃないかな?とは思います。

しかし二面性という言葉から受けるネガティブな印象とは程遠い人物の様に思えます。

このあたりのことは、所詮は個人的に親しい訳ではありませんから、実際のところの答え合わせは困難だとは思います。

加藤勝信議員の姓名判断+生年月日で占う

加藤勝信  1955.11.22

姓8 名3 人格6 人名2
月命数 6  生日数 8
生年破壊数 5× 8×

【本人生年盤】
 1  ⑥  ⑧×
 9  ②  4
×5  7  ③

【2024 年盤】
 7  ③  5×
 ⑥ ⑧× 1
×②  4  9×

【2025 年盤】
×⑧ 4× ⑥
  7   9   ②
 ③  5×  1×

これまでも見てきた人気運からまいります。

正直な話凶意もありませんが、吉意も無いし、ご自身もそういう点には無関心なタイプの様です。

動画や画像で視覚的にアピールしないとダメよ、てな助言を娘さんからもらって以来取り組む様になったというエピソードがありますが、さもありなんですね。

本人生年盤の吉数③の位置から、元々大蔵官僚からのスタートだったというお金や経済との縁が表れています。

また、経済やお金に関することのアイデアや直感力もうかがえます。

特筆すべきは本人生年盤の二重吉数⑥の位置で、上昇運、引き立て運、向こうからラッキーがやってくるかの様な天恵運の持ち主です。

もちろんご自身の努力もあっての話なのは言うまでもないことですが、これを阻害する要因としての、本人生年盤での吉数⑧の破壊が弱点と言えます。

何かと責任だけを負わされて、自分には見返りが無い…主に家庭内のことに影響…という様な意味や、行き詰まり、断念、頑固、仲間内や同業内での孤立という様な意味があり、足を引っ張られる要素もあります。

こうして命運の部分を俯瞰してみると、経産大臣ですとか、政治家ではありませんが日銀総裁なんかをやって頂くのが向いているし実績も作って頂けそうな、参謀タイプの人だと言えます。

時の運を見てみますと、今年の年盤では上昇運や引き立て運の位置に吉数③があるのは強みですが、加藤議員もまた吉数②の破壊が今年はあります。

犠牲運やら志半ばで断念という意味があるのと、マネジメントという点でまとめ切れない様な意味もあります。

来年2025年の運気の影響もじわじわ出始めることを考えますと、外交や社交、マネジメント、何かを教えたりコツコツ取り組むことに良い流れではあります。

一方で人気運の点で凶意が出やすく、アレコレ悪口言われて孤立しそうな含みもあります。

占いで全てが吉になるのは難しい

本ブログをお読み頂いている方には分かると思いますが、運勢というのは単純に吉か凶かだけの話で全てを説明出来るものではないということがあります。

ある部分が良くても違う部分が要注意、というのは当然の話なのですが、どうにも占いというと⭕️か❌かだけの話にまとめられがちです。

これは命運でも然りで、気質などは特に良いか悪いかの評価は相手によっても真逆だったりする訳です。

上昇運と人気運の両方を満たしている、四柱推命の大運も年運も良い、なんて人はなかなかいるものではありません。

したがって選挙などは相対的な比較や、現実の分析もまた重要であるという訳です。

このことは皆様が占いを利用する上でも、よく覚えておいて下さい。

ウルトラCの様な都合のいいことを起こしてくれる魔法などはこの世に存在しません。

むしろ要注意点を言ってくれて、軽々に未来予知などしない占い師や霊視鑑定者の話の方がヒントや示唆に富む話が多いと言っておきます。

自民党総裁選、まだ名前の挙がっている人がいらっしゃるので、順次UPしていきたいと思います。

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